世界はきみが思うより
¥1,760
『世界はきみが思うより』
寺地 はるな (著)
出版社:PHP研究所
『世界が信用できひんようになったってことやな』
私たちの何気ない日常は、信頼で成り立っています。
他人が理由なく自分に害をなさない。
毒を盛らないとわかっているから、安心して外食ができる。
でも、最近は世界を信用できなくなった人たちが増えたのかもしれません。
特に日本は『察して』文化。
それは、同じような価値観を共有できているから成り立っていたことで、多様性が声高に叫ばれる昨今難しくなってきているように思います。
作中で、難病を抱える美少女は、過去不審者に付きまとわれたり、勝手に写真を撮られたりされたことに憤っていました。
「でも、それって綺麗だからですよね?」
と言った主人公に、
「綺麗だったら勝手に写真撮って、つきまとっていいの?私は綺麗だから我慢しなきゃいけないの?」
と詰め寄ります。
でも、この会話が終わった後に、お菓子を食べるタイミングでは
「他人が作ったものが苦手で・・・」という主人公に美少女は
「それって最悪。この世の中で、自分だけが敏感で清潔で繊細なも存在で、他人はみんな不潔って思ってるんでしょ」
と言い放つのです。
自分がまわりに傷つけられることに怒っていた人が、次の瞬間人を傷つける側に回っているということはよくあることです。
自分にとっての「正しい」があるとことは大切だけど、それがすべての人の「正しさ」ではないことを知っていることはもっと大切。
逆を言うと、他人の何気ない言葉に傷つきすぎないこともまた、必要なのかもしれません。
同性が好きなことは恥ずかしいことはないけれど、それを他人に公表するか、隠したいなと思うのは本人たちの問題であり周りがとやかくいうことではない。
みんなが「そんなに細いんだからダイエットなんてしなくていいよ」と言っても、やっぱり自分がいいなと思う体重を目指すのは悪いことじゃない。(まあ、病的に痩せすぎて倒れたりして周りに迷惑かけたら別の話)
物事の判断基準は「正しい」ではないのです。
だって、「正しい」はみんな違うから。
そして、私はある意味自己中心的でよいと思います。
自分が感じたことが、好きか嫌いか。嬉しいのか悲しいのか。
ありのままに受け取り、自分のなかで昇華させること。
知らないことは知ったかぶりせずに知ろうとすること。
理解できないと思ったことは、理解できないなりにただ受け止めること。
自分の大切な人たちのために心を寄せること。
そう、心を砕くのではく、心を寄せるって言葉が好きです。
踏み込みすぎず、そっと寄り添う感じ。
ラストシーン近くに登場人物のひとりがこんなことを言います。
「きれいだと思うものが増えたんです。なぜか。今までよりずっと」
「なんでだろうね」
「幸せやからちゃう?」
自分が満たされているということは、世界がうつくしいということ。
この小説を読み終わった皆様に聞きたいです。
「世界はきみが思うより・・・・・・・」
に続く言葉はなんですか?
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■内容量 4g
■原材料名
レモングラス、菊花、ペパーミント、ジャスミンの花、クコの実、チョウマメ
(菊アレルギーの方はご注意ください。)
■保存方法
直射日光、高温多湿を避けて保存してください。夏場は冷蔵庫での保存をおススメします。
■おもな原産地
中国・エジプト
■食品表示に関するその他
〔原材料について〕
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