SOWの本と美味しいギフトセット

¥2,200

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SENSE OF WONDERから
ちょっとしたプレゼントに仕えるギフトセット
をお届けします。文庫本とマスタード、花束茶。
これをもって暖かくなったらピクニックに
行きたいですね。
ギフトの送り先はもちろん自分でも♡

■　Ｐマスタード

プルストファクトリーのＰマスタードから
可愛い小袋10g×10Pセットが登場！
その名も「ピクニック」

使いやすい小袋はお弁当やBBQ、アウトドアに
ぴったりです！素敵な箔押しのパッケージと
ともに花束茶とセットでギフトにもおススメです。

【プルストファクトリー　Pマスタード】

このマスタードが最高で
大好き！
からつながって・・・
全国の皆さんにも
SENSE OF WONDERから
お届けできることになりました。

京都・鹿ケ谷にあるお店で手作りされている
プチプチ粒マスタード。
フルーティな香り　マイルドな酸味
はじける食感が楽しいし
たまらなく美味しい。
お肉やウィンナー、BBQ
洋風のお料理はもちろん
中華や和食、納豆etc
なんでも合うからスゴイ。
これだけで
ほんとアテにもなって
お酒も呑めちゃう。

ハッピーオーラ満載の
素敵なご夫婦が
心を込めて丁寧に作られています。
顔が見える作り手さんの商品は
やっぱりうれしい。
そんなに辛くないので、お子様にもどうぞ！
(個人差はありますので、ご注意ください)

賞味期限/製造から半年
容量/10g×10袋


■　花束茶（赤・白2包セット）

白の花束茶～モヤモヤgoodbye
■内容量 4g
■原材料名
レモングラス、菊花、ペパーミント、ジャスミンの花、クコの実
（菊アレルギーの方はご注意ください。）

赤の花束茶～beauty～　
■内容量 9g
■原材料名
なつめ、ハイビスカス、クコの実、レモングラス、メイクイ、紅花
（紅花には子宮収縮作用がありますので、妊娠中の方は飲用をお控えください。）

■保存方法
直射日光、高温多湿を避けて保存してください。夏場は冷蔵庫での保存をおススメします。

■おもな原産地
中国・エジプト

■食品表示に関するその他
〔原材料について〕
信頼のおける食材・お茶の専門店より、味を確かめ、厳選した高品質の食材・ハーブを使用しております。

■　文庫本「宙ごはん」

『宙ごはん』

町田 そのこ（著）
発行：小学館
13.3 x 2 x 19.4 cm

人を多面体としてとらえること。
これは翠さんと話しても
わりとキーワードで出てくる言葉なんだけど
誰しもその人に対して、
自分が見ている一面だけがその人のすべてではなく
ちょびっとしか見えてない側面
全く見えてない背中
その人すら気づかない頭のつむじ
なんてものがあるわけです。

コミュニケーションや人との信頼関係をつくるときに
大切なことは、自分が見えてない面があるということを
知っていること。
どんなに近しい人でも、その人のすべてを知った気にならないこと。
そんなことが、大切なんじゃないかなと思います。

この物語に出てくる『宙（ソラ）ちゃん』は
産んでくれたお母さんと
育ててくれるママがいました。
でも、小学校にあがるときに、育ての家族が
海外赴任することになり、産んでくれた
お母さんと暮らすことになるのです。

それまでガミガミ言わずに素敵に思えたお母さんは
暮らしてみると、ちっともお母さんらくなくて
宙は戸惑いながら、心にモヤモヤを抱えて成長します。

『親と子』『家族』ってなんだろう。
『普通』ってなんだろう。
保育園まで育ててくれたママは理想のママでした。
ずっと、ママのそばにいられたら
『普通』の家庭で幸せだったのに・・。

でも、『普通』って移り変わるものです。
私の親世代は専業主婦の方が多い時代でした。
今はどれだけの家庭が共働きなのでしょう。
理想のお母さんって？ポテサラ論争？
まわりから羨まれる家庭が本当に幸せなの？
それは、当事者しかわかりません。

でも、子どもの視点で描かれるストーリーを読むと
家庭と学校と狭いコミュニティのなかでしか
生きることができない子どもたちにとっては
家庭環境って大きなことだなあとハッとしました。
親だって完璧な人間ではない。
しかし、子どもにとっては親はいちばん大きな存在。
そこは忘れてはいけないなあと。

このストーリーでは、宙ちゃんの幼児期から
高校生までが描かれます。
もちろん、宙ちゃんとともにお母さんも成長します。
それだけでなく、恋人、姉妹、友達など
いろんな関係性が描かれ、絡まりあい
自分の知らなかった1面に気づきそれぞれが成長するのです。
あれほど理想のママだと思っていた人と
年を経て再会したら、
『あれ？ママってこんな人だったっけ？』
自分が成長するからこそ見える1面も
あるのかもしれません。

そして、人と人がいたら、
『普通』とか『当たり前』とか
そんなカテゴリーでは括ることが
ナンセンスだと気づかせてくれるのです。
不特定多数の誰だかよくわからない
『みんな』が言うことより
唯一無二の大切なあなたと私のなかで
沸き起こる感情や関係の方が大事ですよね。

最後に、
カチカチに固まってしまった
心や感情をゆるゆると溶かすのは
やっぱりあたたかいごはん。
私にとっても大切な人たちと食べるごはんに
勝る幸せはないなあと噛みしめました。